●ビクセンAP赤道儀とSX赤道儀シリーズ両方に適合する、新型オリジナル極軸望遠鏡です。従来製品はSX赤道儀用とAP赤道儀用の2種類ありましたが、今回は接眼部横に脱着可能な照明装置を標準で装備しており、AP/SX両シリーズで共用できる製品となりました。
●暗い星を使う「３星導入式」（ビクセン純正PF-LII）とは違い，北極星しか見えない明るい空でも容易に据え付けられるのが大きなメリットです。
●スケールパターンは従来型でもご好評を頂いている iOptronパターン（タカハシEM-11赤道儀と同等）のシンプルな時角計算式です。取付方法と調整方法を解説した「取付要領書」と、北天・南天の極軸合わせ方法を解説した「極軸セッティング方法」の2部から成る詳細な取扱説明書が付属します。

■取付要領書
単なる取付の説明だけでなく、極軸望遠鏡の調整方法まで解説しています。調整を追い込めば信頼性のより高い運用が可能になります。

■極軸セッティング方法
北半球編：　ステラナビゲーターの極軸望遠鏡機能やPolar Scope Alignなどを使用して正確に合わせる方法と、北斗七星とカシオペア座の位置関係からサッと導入する簡易的方法をご紹介しています。MGEN3などの高性能オートガイダー併用であれば簡易的方法でも充分です。 南半球編：　八分儀座σ星と南極付近の2星でセッティングしますが、南十字星とアケルナルを使ってまず八分儀座を探し出す最初の手順から解説した実践的なものとなっています。

★アプリが「KYOEIオリジナル　極軸望遠鏡AP赤道儀用」のパターン上の北極星の位置をリアルタイムに指し示す！！

iPhone やiPadなどiOSガジェットをお使いの方にはKYOEIオリジナル極軸望遠鏡AP赤道儀用（＝ｉＯｐｔｒｏｎパターン）に対応しているアプリ「Polar Scope Align」がおすすめ！スマホは位置情報や時間データを持っていますので、アプリを立ち上げれば常にリアルタイムの北極星の位置を正確に指示してくれます。ユーザーは極軸望遠鏡をのぞいてアプリが示すとおりに北極星を導入するだけ！簡単・確実な極軸合わせが実現します。
「Polar Scope Align」は2015年12月現在iOS専用ですが、アンドロイド携帯用Playストア内でも類似のソフトが色々と安価に販売されています。iOptronパターンがない場合は北半球用に同等のサークルパターンを持つ「タカハシEM-11パターン」が代用可能です。