フルサイズDSLR・EOS6Dの冷却改造モデル
Central
DS ASTRO6D(UV/IRカット仕様)がついに新発売!
![]() |
||||||||
![]() |
カートを見る | ログイン | ログアウト | 注文照会 | お問合わせ | ご利用案内 | 店舗案内 | サイトマップ |
![]() カメラ・デジカメ・CCD:セントラルDS(Central DS)
Central DS ASTRO6D (UV/IRカットフィルター仕様)
フルサイズDSLR・EOS6Dの冷却改造モデル
Central DS ASTRO6D(UV/IRカット仕様)がついに新発売! ■新たなスタイルの冷却改造カメラ
●Astro
6Dは一般的なCanonデジタル一眼レフカメラを改造したモデルです。Canonカメラが持つオリジナルの特長のいくつかの部分を外して、新たにTECクーリングとドロップインフィルターホルダーなどを加えた、ハイクオリティの天体写真撮像用カメラです。
●ベースとなったEOS6Dボディーの場合、カメラ本体の内部構造に余裕がないため、従来のモデル(40D/50D/60D)と同様の手法での冷却改造を行うことができませんでした。 しかしながら、イメージセンサー機構そのものをカメラボディーの外側に引き出すことで解決し、さらに、より効率的な冷却が可能となっただけではなく、様々なオプション・接続方法が利用できるメリットも得ることができました。 主な特長 ●EOS6Dを冷却改造するにあたり、カメラ本体の内部構造に余裕がなく、従来のモデルと同様の冷却改造を行うことができないため、イメージセンサをカメラボディー内から取り出し、レンズ方向に移動させた後に冷却システムを装着することとしました。
●ただしこの場合、カメラのメイン基盤からイメージセンサーまでのコネクタケーブルの長さが長くなり、ノイズの増加や信号の遅延による問題が懸念されました。そのため、新たに製作したFPCコネクターケーブルはシールドをさらに強化し、メインボードで”メインフレーム”、”ヒートシンク”、”冷却機構部”、”アダプターリング基部”までを、一つの強化された回路を製作することで、ノイズを防ぐために最大限の努力をしました。
●ケーブル延長後のテスト結果は非常にうまく動作し、ノイズの比較でも改造後の品質低下はないことが確認されました。おそらくCMOSセンサーからマザーボードまでデジタル信号のみが転送され、ケーブルもまた2ライン1組のペア・ケーブルになっており、元々がノイズに強い構造であり、さらに、強化させた回路もまた安定性に寄与したと考えらます。
1.
パッケージに付属の「CMS-C(EOSマウントホルダー)」を併用すれば、正確なバックフランジ(44mm)で製作されていますので、当然なんら問題なくEFレンズが使用できますが、イメージセンサーをカメラボディーの外側にシフト配置した当製品では、従来品では「カメラボディーの厚み」により、光路上に配置が不可能だった(バックフランジ内に収めることのできなかった)様々なアイテムを組み込む余地が生まれました。
この余地を利用して”ドロップ・インフィルター機構”を標準装備させています。天体用にも各種様々に販売されている”48φ”および”52φ”のフィルターを、カメラボディーからレンズ(望遠鏡を使用した撮影システムからカメラボディー)をその都度外すことなく、ドロップ・インして使用することが可能です。 ![]() 2.
DSLR(デジタル一眼レフ)カメラは、写真撮影時ペンタプリズムに向かってミラーが上がり、レンズの光がイメージセンサーに到達するようになっていますが、この時、ミラーのホルダーがレンズからイメージセンサーに到達する光路を一部覆う現象が発生します。もちろん、この面積は、全体の光量中のわずかな領域(量)でしかありませんが、画面の明るさを不均一にする要因となるため、天体写真撮影時、特にモザイク画像を作成する場合は、深刻な障害要因となりうります。改造されたAstro
6Dは、イメージセンサの前面には何も存在しないため、ミラーホルダーを起因とする口径食を完全に取り除き、全体の領域に対して平坦な画像を得ることができます。
3.
冷却モジュールとヒートシンクが円柱形で、カメラボディとレンズ間に配置されており、既存のカメラのユーザーインターフェースと類似した形態として、既存のDSLRユーザー体験の延長線上にあるので、より身近な見た目になりました。
![]() ■デメリットに関して(一部の機能が制限されます) 1.
Astro
6Dのシャッタースピードコントロール機能はBulb(バルブ)シャッターのみ有効です。これは、イメージセンサーをレンズ方向にシフト配置しているため、本来カメラボディー内に備わっているメカニカルシャッターを使用していません(できません)。メカニカルシャッターと電子シャッターを併用している一般的なデジタルカメラの露光量の制御は、電子シャッター開放
– 機械シャッター開放 – 機械シャッター閉 –
電子シャッター閉処理のように進行しますが、カメラが管理・認識する「実質的なシャッター時間」は、”メカニカルシャッターの開放から閉じるまで”の時間であり、改造によりメカニカルシャッターが存在しないため、センサーの露光量は、電子シャッターの開放から閉鎖までの時間となるため、設定されたシャッター時間よりも実際の露光量は多くなってしまいます。これは「長時間露光」の場合は問題になりませんが、”1秒以下の短い露光時間”では、露出時間が長くなるという問題が生じるためです。
2.
第二の欠点は、「DSR(一眼レフカメラ)」の本来の特長でもある光学ビューファインダーを使用することができないということです。しかしながら「天体写真撮影」を行う場合、現状では”液晶モニター上でのライブ・ビュー”ないし、”精細なピント出しを行うためにPC画面上での確認”が一般的なため、実用上不利な点とは言えません。
3.
本機は標準でEFマウントを装備していますが、あくまで各望遠鏡メーカーの”EOS用カメラマウント”を介して接続することを想定したものです。レンズマウントにはオートフォーカス、絞り優先AE、レンズ情報記録、超音波モーター用のパルス信号伝達などのための電気接点はありません。Canon-EFレンズを使用する場合でも、これらの機能は使えません。
4.
ピントは常にマニュアルで行います。例えば200mm F1.8Lのようにカメラボディからの電源が必要なレンズは、このAstro
6Dカメラではピント調節はできません。
5.
オリジナルCMOSセンサーのローパスフィルターは取り外されています。 [Astro 6D:クリアフィルター付きモデルの場合] センサーに記録される赤外線の色収差によって像がぼけることで、シャープネスに悪い影響が出ます。これは反射光学系より屈折光学系により多く表れます。撮像する時にはUV/IRカットフィルター、光害防止フィルター、ディープスカイフィルターなどを併用されることをお勧めします。 ■B.新しい冷却システム 1. Passive
Cooling:EOS6Dは、フルフレーム動画撮影が可能な優れたカメラです。しかし、動画撮影時のカメラの内部に位置するイメージセンサーの温度は周囲温度より約7度以上上昇することになります。これはノイズを作成し、画質劣化の主な原因となります。特に低照度の状況で撮影した動画であれば、この熱ノイズは克服すべき重要な課題であるといえます。
冷却改造されたASTRO6Dは、シリンダ型のボディを、3Dモデリングソフトによる3次元設計と、MCT機械による精密加工でヒートシンクを製作しています。ヒートシンクは、十分な放熱面積を有し、Excoolerを装着せずにTECクーラーに約4V直流電源を供給するPassive
cooling
modeで動作させると、イメージセンサーの温度を周囲の温度より約6度〜7度の低く維持します。これは、冷却改造していない一般の6Dで動画撮影の状況と比較すると、イメージセンサーの温度が約14度〜15度程度低くなり、熱ノイズの少ない優れた品質の動画撮影が可能です。そしてFanがないため、冷却による騒音の発生も全くありません。電源は12Vを4Vに変換して使用し、この時の消費電流は約0.8Ampと非常に小さく、12V-12Ah程度の容量のバッテリーで使用した場合、約15時間の連続駆動が可能です。 ![]() 2. Active
Cooling:着脱式のEXcoolerは、ヒートシンクに空気を吹き付け放熱効果を高めます。2つの40mmクーリングファンを駆動し、イメージセンサの温度を常温-18度程度(+2〜-2度)に維持するように働きます。 ![]() 3.
着脱式EXcooler:静音・高性能冷却ファンの代名詞であるAustria
Noctua会社の40mm冷却ファンを2個使用し、低騒音・無振動の冷却を実現します。カメラ本体への装着は、ヒートシンク部低面の三脚固定用の穴に1/4″ネジを利用して固定します。12V
DC電源をメインpower sourceで使用して冷却ファンに12V、TEC coolerに8.4V、canon camera
partsに8Vを供給する電源装置を盛り込みました。 ■C.冷却前後ダークフレームの比較 1.
ASA1600、450秒、RAW、画像中央部500x500pixels(未処理)※温度データ記載なし ![]() 2.
ASA1600、450秒、RAW、画像中央部500x500pixels(Photoshop
Level255→30)※温度データ記載なし ![]() ■D.セット付属のアダプター一式 ![]() ■E.各種システム接続例 使用例 基本仕様
最近チェックした商品 |